ウイニングポスト9をプレイして感じた良かった所と改善点
公開日 2019年5月14日
競馬シミュレーションゲームのウイニングポストシリーズの最新作、ウイニングポスト9が発売されてから1ヶ月半が経ちました。僕もPS4版を購入してそれなりの時間をプレイをしました。
色々とレビューで言われているウイポ9ですが、同じ競馬ゲームのダービースタリオンも新作が中々出ない中で、ウイニングポストは貴重な競馬ゲームとも言えます。
今から競馬ゲームを購入しようと思っている人もいると思うので、ここではウイニングポスト9をプレイして感じた良かった部分と改善点を書いていきたいと思います。
ウイニングポスト9の良かった部分
グラフィックは良いと思う
PS4のゲームとして見れば、物足りないと感じると思いますが、ウイニングポストシリーズとしてはグラフィックは良い方ではないかと思います。
全体的に画面は見やすいという感じを受けますし、ウイポ8が思ったほどグラフィックが優れていたという訳ではないと思うので、このあたりは良いと思います。
あとはゲームのBGMも前作よりも良いと感じます。ただこれも徐々に聴き飽きてくるのかなと思います。
競馬場によって馬場適性が違うところ
日本の芝は軽く、欧州の芝は重たいというのは実際の競馬であるので、そこをウイポ9でも反映されているのは良い部分ではあると思います。
その馬場適性は父馬と母馬の馬場適性が反映されやすいのですが、産駒は馬場適性によって馬のパフォマーンスが結構変わってきます。
ウイニングポスト9の改善点
絆コマンドは厳しいシステム
悪かった部分という表現ではなく、改善点という言い方で進めていきたいと思いますが、絆コマンドは極端な話、失敗ではないかと思います。
特に騎手は知り合っている人でないと基本的には依頼ができないのは厳しいですね。預託先の専属騎手でも依頼ができないのはどうかなと思います。
それと序盤は特にそうですが、種牡馬の余勢株も前作のようにセリで落札することができないので、知人から譲ってもらえることしか入手できないのも厳しいかなと。
調教で競走馬を強化するコマンドは悪くはないと思いますが、騎手と知り合う部分も反映されているのはどうかと思います。しかもランダム要素が大き過ぎます。
なので、アップデートで「新たな出会いSP」コマンドで知り合えたい人を指名できるのは良いと思います。でも救済的な感じなんですよね。
他馬とライバル関係になりすぎ
他の馬をライバルと認識しているかどうかは馬に聞かないとわからないのですが、今作の売りであるライバル関係については疑問にも感じます。
ライバル関係が成立しやすいのはどうかと思いますし、ライバル対決で敗れると闘志が下がりやすいのもどうかなと。しかも長期休養で闘志が下がります。これは厳しいですね。
今作では闘志のレベルは馬のパフォーマンスに影響しているので、ここは細かな調整が必要かなと思います。
ウイニングポスト9で良かったり悪かったりする部分
海外GⅠをあっさり勝つことも
競馬場によって問われる馬場適性が違うシステムなので、適切なレース選択をすれば、海外GⅠも勝つことは可能です。
ウイポ9では海外GⅠを勝ちやすい傾向にあるのではないかと思います。それは馬の馬場適性にかなり左右してしまうところがあると思うのですが、適性があればレースで高いパフォーマンスを発揮できるということでしょう。
まとめ
グラフィックなどは前作から向上はしていると思いますが、絆コマンドの導入はどうだったのかなと思います。あとはライバル関係を重視している部分もどうかなと。
ウイポ9 2020ではクラブシステムや能力エディットが追加される可能性があると思いますが、改善する部分を修正すれば、楽しめるゲームではないかと思います。