Amazon Prime Readingで読める「思考停止という病」を読んでの考察
日頃から読書をすることは大事でありますし、それによって知識を増やし、自分で物事を考えるのは重要だと思います。
しかし、日本人の多くはそれが出来ていないレベルではないかと感じます。特にSNS上では論理的思考で考えず、エモーショナルになる連中があまりにも多すぎです。
2020年4月現在ではコロナウイルスの影響によって自宅で過ごす人も多いと思います。そこでAmazon Prime会員なら追加料金を払わずに読める「思考停止という病」という本を読んでの考察を書きたいと思います。
この「思考停止という病」はAmazonプライム会員ならPrime Readingを利用して読むこともできますし、会員でない方もお金を払って読んでもいいのではないかと思います。
「思考停止という病」という本
「思考停止という病」は苫米地英人さんの著書で、2016年3月に発売された本です。著者の苫米地さんはかなりの数の本を出しているので、これまでの作品と重複する部分もありますが、苫米地さんの本は何冊か読んでみることをオススメします。
この「思考停止という病」を読んで見て、まず日本人は論理的思考に弱いというのは暗記教育を含めた学校教育に問題があるというのは確かなことだと思います。他の方も「学校で論理的思考を学ぶ機会がない」という意見を持つ方もいますし。
それによって自分で考える力がないと、親だけでなく、メディアや国家に洗脳されて、自分で考えれないバカな人間になってしまうので注意が必要です。
特に大手メディアは利益のために、自分たちに都合が良いことを中心に伝えます。そして大手メディアが相手にしているのはバカな人間です。
ワイドショーといった情報番組やバカなことをやっているバラエティ番組、そしてワイドショー化したスポーツ番組は基本的にバカな人間にウケる内容であるのは言うまでもありません。
またネットやSNSで行われる他者への批判も、自分の頭で考えることをしない連中は条件反射で批判していることでしょう。
自分の頭で考えるようになるには
そこで自分の頭で考えるようになるにはこの本でも書かれているのですが
・現状を抜け出すこと
・常識を疑う
・ゴールを設定する
・知識量を増やす
こういった事を実践する必要があると書いています。僕はこの中で重視したいのは「常識を疑う」と「知識量を増やす」だと思います。
この2つは僕自身も意識はしていたのですが、常識を疑うと言うのは「疑問力」が大事だと言う事だと思います。ダメな連中は疑問力がないから、物事を考えずにエモーショナルになるのだと思います。
現代は日々進化しているので、それまでの常識が通じなくなるケースも多いはずです。過去のデータややり方ばかりではなく、それらを疑うことも必要だと言うことです。
メディアの報道に対しても「このメディアが伝えている事の本質は何か?」を考えることは必要ですし、他者が自分の考えと違っていた時でも「この人はなぜそのような考えなのか?」といったように思うことは必要でしょう。
そして知識量を増やすことで、自分の頭で多角的視点で物事を考えることができたり、より論理的に物事を考えられることができるようになるとも思います。
苫米地先生の書籍でよく使われるのが「抽象度が高い」や「抽象度が低い」という言葉ですが、教養がある人は抽象度が高いという考えでしょう。
知識量を増やすことは教養を上げると言うことでもあると思います。教養がある人間は言動や思考でも、教養の良さが現れると思います。
その知識量を増やすためには読書が効果的と書かれていて、読書の仕方についてもこの本に書いています。
従って、自分の頭で考える能力を身につけたいのなら、この本を読むことをオススメします。
日本人は自分の頭で考えないとダメだ
コロナウイルスの一件でもそうですし、日頃から日本人は物事を論理的思考で評価していないことは多いと感じます。もちろん論理的思考を持っている人はいますが、そういった日本人はあまり多くはいないでしょう。
特にネットやSNSでは感情論が先行し、物事の本質を読み取ろうとしないで批判するのは全く馬鹿げた話ですよね? どうせ本人や多くの人の前でのスピーチで同じことを言えないのに。
それと同時に洗脳道具である大手メディアの情報に関しても、自分の頭で物事の本質を掴もうとしなくてはいけませんし、これはネット上で流れる情報も含めて、分析しなくてはいけません。
本当に日本人は自分の頭で考えないとダメだ。このままでは本当に日本は衰退しますよ。
日本人は読書などを通じて知識量を増やして、自分の頭で考えるようになろうという話でした。