気まぐれサブマリン

家電やゲーム、スポーツなど自分が気になったことや考えたことを書いているブログです。2022年10月現在の合計アクセス数は85万越え。

【書評】東大思考を読んでの感想 やはり思考停止していてはダメだ

f:id:topgun428:20200913104617j:plain

 

以前から読んでみたいと思っていた本が西岡壱誠氏著の「東大思考」だったのですが、ブックオフで1000円ちょっとで販売されていたので、購入しました。

 

西岡壱誠氏は偏差値35から2浪して東大に受かった経歴があり、「東大読書」などの書籍が他にあります。

 

この「東大思考」を購入したのは、東大生の思考を知りたかったという単純な理由でした。東大生は東大に受かったという実績がありますから、実際に結果を出した人から何かを学ぶのは重要だと思ったからです。

 

 

東大読書を読んでの感想

 

この本では頭がいい人は能力の違いではなく、思考回路が違うと書かれていて、日々の生活から考えることを意識することが重要だとも書かれています。

 

僕は多少なりとも頭の良さには最低限の能力はないと厳しいと思いますが、自分の頭で物事を考えることの重要性は、他に本にも書かれている場合があるので、それは同じだということでしょう。

 

東大思考を読んでみて、重要な部分だと感じるのは

 

・日常の解像度を上げること

 

・物事を深く考えること

 

・本質を見抜くこと

 

こういったことが重要であり、身に付けるポイントであると解釈をしました。これらも他の本にも書かれている場合があります。ビジネス本などを何冊も読んだ人は気付くかもしれませんね。

 

違った見方をすれば、思考回路を変えるだけで脳のスペックが上がっていく反面、これらのことができない人間(日本人には多いと思います)も多いということでしょう。

 

日本の教育は、自分の頭で物事を深く考えるという部分に重きを置いていないので、思考停止している日本人は、一部の成功者を除いて多いとされています。

 

そして一つの事柄から、自分の頭で考えて関連づけしていくということは記憶力のアップに繋がるということも書かれています。東大生は要領よく記憶しているということですね。

 

「物事を俯瞰してみる」ということは僕自身も意識はしているのですが、東大生も同じで、そこから「ミクロな視点」と「マクロな視点」を使うことで全体を見渡すということが書かれています。

 

さらには本の終盤には「本質を見抜く」ということにも触れていて、それを日常にどうリンクするかが重要だと書かれています。

 

個人的には「思考停止せず、物事を俯瞰して見て考える」という思考回路が必要ということを再確認したという感じですね。

 

似たようなことは他に自己啓発本やビジネス本にも書かれているのですが、物事を考えることをしないと今の時代は厳しいと思いますね。重要だから書かれているのかもしれません。

 

今日のまとめ

 

僕自身が東大思考を読んで、目新しいことが多く書かれているという印象はなかったのですが、物事を考えることはやはり重要だと感じました。

 

今の日本人の多くは思考停止しているので、多くの問題を抱えていると思います。表面のことだけしかわからず、感情論で物事を言うのが多すぎますよ。

 

そして多くの東大生の思考を、他の層も参考にして自分の物にするということは必要だと感じますね。東大思考は東大生の思考を学ぶにはベターな本だと思います。