これからの「正義」の話をしよう、を読んで感じたことについての話をしよう
普段僕は、ビジネス書は自己啓発本を読んだりするのですが、少し違ったジャンルの本も読むことは重要だと感じます。
今回紹介する本は哲学本とも言えるのですが、これからの「正義」の話をしよう、という本を読み終えたので、記事にしようと思います。
マイケル・サンデス氏が書いたこの本は、2010年に発売されましたが、特に今のコロナ禍の時代にも繋がることが書かれています。
これからの「正義」の話をしよう、から感じること
この本自体は、ボリュームがある方だと思うので、読破するのに時間はかかりました。読み終えるのに5時間はかかったと思いますね。
難しい表現も文中には出たりするので、何度か読んで理解を深める必要はありますが、読む価値はある書籍だと感じます。
この本の内容が今の時代に繋がるというのは、「転売」の話。本中にもアメリカのハリケーンで実際に水などが値上げされたという例題を取り上げています。
そして日本でも、今年の春先にコロナ禍でマスクなどが高値で売られていることがありましたよね。
これに対して政府が規制したり、大衆は批判的な態度を出しましたが、まず日本は自由市場であるということを考える必要はあります。
販売者は価格を決定する権利があり、購入者はそれを買うか買わないかを決める権利があります。当たり前のことですよね。
高値で販売している販売者を、政府がなぜか規制したり、大衆が批判することが正義であるかどうかに関しては懐疑的です。
この記事を書いているのは2020年9月なのですが、Nintendo Switchやプレイステーションが通常よりも高い価格で販売されています。
やはり批判的な意見は出ているのですが、金が動いた方が経済的には良いですし、金がある人は投資として使っても良いと思います。
日本はお金に関しての勉強を学校でしないのも影響はしているのですが、多くの大衆が貧乏マインドでいることや僻みで批判するようでは厳しいです。自分の頭で物事を考えないし。
正義については色々な意見がありますが、無知で愚かな多くの大衆が支持しているものが正義とは限らない。事柄に対しても疑問を持って生きないと危険な世界になります。
そして表面的なことだけを受け取るのではなく、自分の頭で考えて本質を読み取ること。さらには読書などで新しい知識を取り入れることが重要視される時代に入っていると思います。
そして哲学についても学ばなくてはいけない。どうでもいい低品質なテレビ番組を見て時間を潰すよりも、自分の頭に投資した人間の方が、この先は有利だと感じます。