【2019年版】選ぶならどっち?iPad 2018vsiPad mini 5
公開日 2019年9月2日 更新日 2019年9月11日
2019年の秋に10.2インチのiPadの発表が噂されている中で、2018年春に発売された無印iPadと、2019年春に発売になったiPad mini 5の比較記事を書いていなかったので、書いてみようと思います。
僕自身は無印iPad 2018を所有していたこともあり、Apple Pencilに対応したiPad 2018はコストパフォーマンの高いタブレットと思っていました。
そして2019年春には同じくApple pencilに対応したiPad mini 5が発売となりました。 コンパクトサイズで久々にアップデートされたこともあり、所有している人も多いと思います。
この両機種の詳細を書いてある記事も他にありますが、ここでは主な違いや重要点をまとめて書いていきたいと思います。
目次
iPad 2018とiPad mini 5の主な違い
・ディスプレイ
iPad 2018は9.7インチディスプレイ、iPad mini 5は7.9インチディスプレイで共にRetinaディスプレイも、iPad mini 5はTrue Toneという画像をより自然にディスプレイに映し出すという機能です。
・搭載チップ
iPad 2018はA10Fusionチップ、iPad mini 5はA12Bionicチップを搭載しています。A12チップの方が最新ですが、両者ともよほど重たい作業をしない限りは問題ないと思います。
ネットブラウジングや動画視聴、SNSや電子書籍は問題ないですし、ゲームもよほど負荷がかからなければ大丈夫かと。
・容量
iPad 2018は廉価版のようなものなので、32GBと128GBのどちらかの選択。iPad mini 5はその倍という感じ。動画や写真を多くiPadに取り入れる人は最低でも128GB以上あった方が安心だと思います。
・Wi-Fi、セルラーモデル価格
iPad 2018の32GBWi-Fiモデルが一番安く、税込だと4万円ちょっと。iPad mini 5の64GBWi-Fiモデルは税別45,800円と最低容量には違いはあるものの、差額は8,000円です。iPad 2018 128GBWi-FiモデルとiPad mini 5 256GBWi-Fiモデルでは14,000円の差額があります。
セルラーモデルならiPad 2018 32GBとiPad mini 5 64GBの差額は8,000円で、iPad 2018 128GBとiPad mini 5 256GBは12,000の差額があります。
ちなみに12,000~14,000円の差額だとiPad 2018とiPad mini 5に対応しているApple Pencil第1世代(税別10,800)が購入できます。
・重量
Wi-Fiモデルとセルラーモデルで重量が多少異なりますが、iPad 2018とiPad mini 5の重量差はおよそ170gです。iPad mini 5は片手で持つことが可能ですが、iPad 2018を片手で持つのは少し厳しいです。
・画素密度
iPad 2018とiPad mini 5は同じ2,048×1,536ピクセルのディスプレイ解像度ですが、ディスプレイサイズが小さいiPad mini 5の方が画素密度(ppi)は高いです。ただiPad 2018モデルでも画質は十分に良いと思います。
・フルラミネーションディスプレイ
iPad mni 5には液晶面とディスプレイガラスの間に隙間がなく、一体化させたものなので、Apple Pencilの反応に若干の違いを感じる人もいるみたいです。
・反射防止コーティング
iPad mini 5にはその名の通り、反射防止コーティング仕様になっています。ディスプレイへの反射が気になる人もいるはず。
両機種ともに共通している主な機能は
・スマートキーボードには非対応(Bluetoothキーボードには対応)
・2スピーカーオーディオ
・Lightningコネクタ対応
・Touch ID
・1080p ビデオ撮影
iPad 2018をオススメする人
・とにかく安くiPadを購入したい人
・iPadを初めて所有したいと思っている人
・ネットブラウジングや動画視聴がメインの人
iPad 2018の32GBWi-Fiモデルなら4万円ちょっとで購入ができるので、新品で安くiPadを購入したい人はオススメです。それと初めてiPadを所有したい人にもエントリーモデルのiPad 2018はオススメ。
あとはネットブラウジング、動画視聴、SNS、電子書籍、音楽視聴、メインパソコンのサブディスプレイとしての用途ならiPad 2018でも十分だと思います。
iPad mini 5をオススメする人
・小型サイズのタブレットが欲しい人
・外に持ち運んで使用したい人
iPad mini 5をオススメするのは8インチ前後の小型タブレットに魅力を感じる人だとおもいます。
そして外出先でiPadの使用を考えている人も対象で、電車内で使う場合はiPad miniのようなサイズが良いと思います。
今日のまとめ
iPad 2018とiPad mini 5の大きな違いはディスプレイサイズだと思うので、大きさを求めるのか、持ち運びやすさを求めるのかによると思います。
iPad 2018の方が価格は安いですし、ディスプレイサイズも9.7インチとあるので、iPad 2018の方が多くの人に向いていると思いますが、小型タブレットが欲しい人はiPad mini 5になります。
噂されているiPad 10.2インチですが、9.7インチのiPad 2018よりも少し高くなりそうという報道があるので、9.7インチiPad 2018はコスパの高いiPadとなりそうです。
追記 2019年9月11日
現地時間の9月10日に開催されたAppleスペシャルイベントで、第7世代となるiPad 10.2インチが発表されました。これによってApple公式ストアからiPad 2018の販売・注文が終了しました。
iPad 2018はApple製品取扱店や公式ストアで販売される整備済製品から購入ができると思います。