iPad第7世代とiPad Pro 2020のどちらを買えばいいのかについて
いきなり結論。専門的な作業をする人以外の多くの人はiPad第7世代を選択した方が良いと思います。だってiPad Proは高いですしね。多くの人にはオーバースペックでしょう。
iPad Proの新モデルとなるiPad Pro 11インチ第2世代とiPad Pro 12.9インチ第4世代が発表されましたが、これらは前機種となるiPad Pro 2018からのマイナーチェンジという評価になると思います。
普段使いには無印iPadでも十分だと思いますし、コストパフォーマンスに優れたガジェットだと思うので、多くの人にはiPad第7世代で十分ではないかと思います。
目次
iPad第7世代とiPad Pro 2020の主なスペックについて
iPad第7世代とiPad Pro 2020の大事だと思われる部分を比較として表にしました。iPad Pro 2020の方が名の通りにiPad第7世代よりも優れた部分が多いのは当然なのですが。
その中でも特に違いがあったり、追記したい部分を下記に付け加えたいと思います。
セキュア認証
iPad第7世代はホームボタンが搭載されているので、指紋認証のTouch IDを使って画面ロックを解除します。
反対にiPad Proは2018年モデルから、最近のiPhoneに搭載されている顔認証のFace IDで画面ロックを解除することになります。
搭載チップ
iPad第7世代はA10 Fusionというチップが搭載されていて、これはiPhone 7シリーズにも搭載されているチップです。
iPad Pro 2020はA12Z Bionicチップが搭載。iPad Pro 2018はA12X Bionicでしたが、A12チップはiPhone XS/XS Maxなどに搭載されているチップです。
搭載チップでもiPad Pro 2020の方は優秀ですが、少し前のiPad第7世代のA10 Fusionチップでも普段使いには十分な性能はあると思います。
ストレージ
iPad第7世代は32GBと128GBが選択できますが、32GBだとデータ残り容量が少なくなる人も多く出てくると思うので、128GBを選択した方は無難だと思います。反対にiPad Pro2020は最小容量が128GBで、最大1TBまで選択できます。
カメラ
iPad第7世代は広角カメラのみのシングルカメラですが、iPad Pro 2020はiPhone 11シリーズと同じように超広角カメラが搭載されています。またiPad Pro 2020は4K動画が撮影できます。
ProMotionテクノロジー
iPad第7世代のリフレッシュレートは60Hzですが、iPad Pro 2020は最大120Hzのリフレッシュレートが可能です。iPad Proの方がコマ数が多く表示されるので、より滑らかな動きになります。
iPad第7世代を買った方が良い人
・iPadを初めて購入する人
・なるべく安くiPadを購入したい人
・iPadで専門的なことをしない人
iPad第7世代は初めてiPadを購入する人に向いている機種だと思います。価格も34,800円から購入ができるので、予算も抑えられることができます。
また絵を描いたりするクリエイターなどの仕事をしない人もiPad第7世代はオススメできると思います。このブログでも過去のiPad関連の記事に書いてきたのですが
・ネットブラウジング
・動画視聴
・SNSの利用
・電子書籍閲覧
・音楽鑑賞
主にこれらの用途だったら無印iPadでも十分なスペックはありますし、iPad Proを買うよりかはiPad第7世代+Air Podsなどの他のApple製品の購入や購入資金に回した方が良いと思います。
iPad Pro 2020を購入した方が良い人
・専門的な仕事をiPadでしたい人
・Magic Keyboardを使用したい人
専門的な仕事をiPadでしたい人はiPad Proは良いと思います。特に絵を描く人にはProMotionテクノロジーは大きな利点だと思います。
それと2020年5月に発売予定のiPad Pro用のMagic Keyboardに魅力を感じる人もiPad Proが選択肢になると思います。ただ11インチ用でも3万円以上する商品です。
あとは大量のデータをiPadに保存したい人も、最大で128GBまでしかないiPad第7世代よりも、iPad Pro(あるいはiPad Air第3世代の256GB)の方が良いと思います。
今日のまとめ
やはり多くの人はiPad第7世代でも十分ではないかと思います。iPad Proはその名の通り、専門的な作業をする人向けではないかと思います。
それにiPad Pro 2020は値段が実質下がったとはいえ、128GBでも税別84,800円しますから、4~5万円ほど安いiPad第7世代の方がコストパフォーマンスは良いと思います。