新モデルiPad第9世代の購入をオススメする人とは?
現地時間の9月14日(日本時間では9月15日)に行われたAppleのスペシャルイベントで、大型アップデートされたiPad mini 第6世代に隠れたような印象があるものの、スタンダードモデルであるiPad第9世代も発表されました。
ここ直近の2年で無印iPadは秋に新作が発表されていたのですが、今年も9月に無印iPadの新作が登場したことになります。
そのiPad第9世代ですが、前作のiPad第8世代から変更点がいくつかあったので、ここでは第9世代の主な特徴をお伝えしつつ、「どういった人にiPad第9世代をオススメできるのか?」ということを書きたいと思います。
現在はコロナ禍でもあるので、自宅で使用するためにiPadを初めて購入したい人を含めて多くの人にオススメできるモデルだと感じます。
iPad第9世代の主な特徴と変更点
まずはiPad第8世代とiPad第9世代の主なスペックを比較表に載せてみました。大きな変更点はないと思いますが、地味に変わっている部分もあります。
搭載チップがA13 Bionicに
iPad第8世代ではA12 BionicというiPhone XRやXSシリーズで使用されたチップを搭載していましたが、iPad第9世代ではA 13BionicというiPhone 11シリーズやiPhone SE 第2世代で使用されているチップが搭載されます。
これによって複数のアプリを同時に使ったりする時や、ゲームプレイに最適になったとApple公式サイトでは紹介されています。
個人的にはかつて第7世代を使った印象では、重たい動作や作業をしない限りは第7世代のA10チップでもキチンと動いたので、A13ならばさらにストレスなく使えそうですね。
カメラ性能も地味に進化
背面のカメラの8MP広角カメラは変わりませんが、フロントカメラは12MP超広角カメラで画質が大幅アップするだけでなく、センターフレームで使用者がフレームの中心から外れないように自動で調整できる機能も追加されました。
これによってFaceTimeが使いやすくなりましたね。このご時世でZOOMなどが話題になっている影響が大きいでしょう。
容量が64GBと256GBの選択に
ここ近年のiPhoneは最小容量が64GBだったのに対して、無印iPadは32GBが最小容量で128GBとの2択でした。ちょっと32GBでは少ないという声も多かったと思います。
iPad第9世代では64GBと256GBと容量は増えました。iPad Air 第4世代やiPad mini 第6世代と同じになったんですよね。これは大きなトピックスだと思います。
カラーはシルバーとスペースグレイの2色
iPad第9世代のカラーバリエーションはシルバーとスペースグレイの2色のみ。第8世代まであったゴールドは廃止になったようです。そしてシルバーのベゼルも、これまでの白から黒に変更になったようです。
iPad第9世代の購入をオススメする人
・初めてiPadを購入したいと考えている人
・あまり負荷のかかる動作や作業をしない人
・資金を抑えてiPadを購入したい人
初めてiPadの購入を検討している人は、まずは無印iPadから入るというのは他の方も言っていることで、入門機としてはベターな選択になります。
iPad第9世代はA13チップを搭載しているので、かなり負荷のかかる動作や作業をしない人であれば、ネットブラウジングや動画視聴くらいの用途としては十分に使えると思います。
iPhone 11シリーズと同じチップを搭載していますから、iPad第9世代は高価なiPad AirやProシリーズを買うよりかはお得だと思いますね。
そして価格ですが、スタンダードモデルということでWi-Fiモデル64GBならば税込で39,800円で購入ができます。資金を抑えてiPadを購入したい人にもオススメです。
ちなみにiPad第8世代のWi-Fiモデル32GBは税込38,280円だったので価格は少し上がっていますが、容量も倍になったことを考えると第8世代よりもお得ではないかと思います。
今日のまとめ
iPad第9世代はストレージ容量が倍になり、さらに使いやすくなると感じます。特に32GBのモデルを使ってきた人にも買い替えを検討してもいいのではないかと思います。
入門機としても価値はありますし、iPadのヘビーユーザーでも重たい作業をしなければ十分に使えるモデルだと思うので、あとは在庫ですよね。第8世代が品薄が続いていたので、在庫がどうなるかの懸念はあります。欲しい人は早めの購入が良いかもしれません。