Nintendo Switch版 FIFA22の初見レビュー
今年もNintendo Switch版で発売してくれたFIFAシリーズの最新作、「FIFA22」ですが、近年では恒例となっているレガシーエディションでの発売です。
主にデータ更新のみのSwitch版FIFA22ですが、まずは数試合プレイしただけの初見で感想を書きたいと思います。FIFAシリーズは前作のSwitch版FIFA21をちょっとだけプレイしたのに引き続きの購入です。
Switch版のFIFA22に関しては、レガシーエディションだけにあまり多くの物を求めてはいけないとは思いますが、大きな変化は感じはしません。ただSwitchでサッカーゲームを楽しみたい人には貴重なゲームかもしれません。
進化したゲームを楽しみたい人はプレイステーションシリーズのFIFA22を買った方が良いと思うのが正直なところです。
実際の中継に近い演出は相変わらず
数試合のプレイだけで記事にしているのですが、実際に試合をプレイしてみると、まずは実際のサッカー中継のような演出になっているのが強調点だと思います。
僕はイングランド・プレミアリーグや最近では多くの媒体でも視聴できるようになったドイツ・ブンデスリーガに興味がありますが、その中継に近い演出がFIFA22でも再現されています。
プレミアリーグ中継で流れるBGMやメンバー紹介のような演出がFIFA22のSwitch版でも再現されているのは良いポイント。近作のFIFAシリーズではお馴染みですけどね。
もちろん最新のデータで遊べる
今夏の移籍市場では、クリスチャーノ・ロナウドのユナイテッド復帰やリオネル・メッシのパリ移籍などが話題にはなったと思いますが、2021-22シーズンの最新のチームデータで遊べるのは当然。
また、今シーズンから始まったUEFAヨーロッパカンファレンスリーグも収録されているようです。カップ戦の決勝をプレイできるモードから確認ができました。
主に最新データで遊べるのが特徴なレガシーエディションですが、2021-22シーズンの最新データ反映できるのも引き続き行われるでしょう。
プレイ面では大きな進化は感じられず
この記事を書くまでに数試合プレイをしましたが、試合面ではあまり大きな変化を感じませんでした。データ更新が主体となるレガシーレディションでは仕方がないのかもしれません。
気になったのは自チームの選手交代のタイミングがワンプレイ遅れた後に行われる時があるのと、相手ディフェンダーがプレッシャーをかけられていない場面で急に外に大きくボールを蹴り出すことがたまにあるのは気になりましたね。
本格的なプレイをしたい場合はプレイステーション版を購入した方がベターだと思います。
レガシーエディションだけど完成度は?
大きな進化はないのは仕方がないですが、バグのようなものも発見できました。シュトゥットガルトを対戦相手に選んだ時に、キャプテンの遠藤航がスキンヘッドなのはいかがなものかと。検索してもスキンヘッドにしたという情報は出てないですし。
あとは同試合ではスコア表記で点数が表示されない事象もあり、細かな部分では詰めが甘いという印象です。
まだ数試合のプレイなので、他にもバグのようなものは発見するかもしれませんが、FIFAシリーズの細かな問題は伝統的な物なのですかね。
FIFA22初見レビューまとめ
キャリアモードなどをまだプレイしていない状態ですが、FIFA22は大きな進化は感じられないのは当然。ただSwitchを使って最新のデータでサッカーゲームを遊びたい人向けのゲームだと思います。携帯モードでもプレイできますしね。
細かな部分も気にはなるので、プレステ4や5を所有している人はそちらで購入した方がストレスは少ないのかなと。3,500円ちょっとで購入ができるのはSwitch版のメリットでもあるんですけどね。