新型iPad 10.2インチ登場 9.7インチiPadとiPad Air 3との比較をしてみる
公開日 2019年9月13日
現地時間の9月10日に開催されたAppleスペシャルイベントでは、新型iPhoneの他にiPad 10.2インチとApple Watch 5も発表となりました。
Apple Watchにはあまり詳しくはないので、ここではiPadについて取り上げてみることにします。
第7世代となるiPadはディスプレイサイズが10.2インチに変わり、スマートキーボードにも対応となりました。
今回は2018年に発売された第6世代iPad 9.7インチと今年3月に発売されたiPad Air 3と比較をしながら書いていきたいと思います。
目次
- iPad 2019、iPad 2018、iPad Air 3の主な違い
- iPad 2019の購入をオススメする人
- iPad 2018の購入をオススメする人
- iPad Air 3の購入をオススメする人
- 今日のまとめ・iPad 2019はオススメできるタブレット
iPad 2019、iPad 2018、iPad Air 3の主な違い
ディスプレイサイズ
iPad 2019はディスプレイサイズが10.2インチになったことで、Microsoftのオフィスを無料で使うことができなく(10インチ以下のタブレットでは無料で使えます)なったのは注意点です。
搭載チップ
iPad Air 3はA12Bionicのチップが搭載されていますが、iPad 2018とiPad 2019のA10 Fusionチップでも高負荷な作業をしなければ、普段使いでは十分なスペックと言われています。
SIMカード
iPad Air 3とiPad 2019はeSIMに対応。多くの国でSIMカードを使わずにネットに接続することができます。
スマートキーボード
iPad Air 3はスマートキーボードにタイプしたことは話題になりましたが、iPad 2019もスマートキーボードが対応になりました。iPad 2018はBluetooth対応のキーボードを接続させて使用することができます。
フルラミネーションディスプレイ
iPad Air 3はディスプレイと表面のガラスを一体化させている、フルラミネーションディスプレイに対応しているので、Apple Pencilなどの反応が良いとされています。
反射防止コーティング
iPad Air 3は反射防止コーティングなので、蛍光灯や太陽光などの反射を抑える効果があります。
iPad 2019の購入をオススメする人
・新型のiPadが欲しい人
・スマートキーボードを使用したい人
・なるべく安くiPadを購入したい人
新型iPad 2019はディスプレイサイズが10.2インチになったことで、Microsoftのオフィスが無料で使えなくなりましたが、Apple純正のスマートキーボードの使用は可能になりました。
価格もWi-Fiモデル32GBは税別34,800円からと、iPad 2018 Wi-Fiモデル32GBが37,800円の販売だったので、さらに安くなりました。
写真や動画を保存したい人は128GBの容量がオススメで、こちらはWi-Fiモデルが税別44,800円と税込でも5万円を切る価格です。
iPad 2018の購入をオススメする人
・Microsoftのオフィスを無料で使用したい人
・スマートキーボードに魅力を感じない人
・整備済製品でもよい人
iPad 2019の発表で、iPad 2018はApple公式サイトのラインナップから消えました。これからは家電量販店などのApple商品取扱店などでの購入となります。
またApple公式サイトでは整備済製品という形で、製品を新たにメンテナンスして新古品として販売しています。
新品価格よりも値下げして販売しているので、他のApple製品でもそうですが、整備済商品を狙うのも手だと思います。
iPad Air 3の購入をオススメする人
・ストレージは32GB・128GBよりも64GB・256GBがよい人
・フルラミネーションディスプレイ・反射防止コーティングを重視する人
新型iPad 2019がスマートキーボードに対応したことで、中途半端な位置づけになったとされていますが、ストレージは64GBと256GBから選べるのはポイント。
あとはディスプレイがフルミラレーションと反射防止コーティングに対応していることがメリットですかね。
今日のまとめ・iPad 2019はオススメできるタブレット
新型iPad 2019は価格が抑えられているだけでなく、Apple純正のキーボードにも対応したことでオススメできるタブレットであると言えます。
Apple側もiPadの売り上げや利用者を伸ばしたいという意図はあるでしょうし、タブレットは1台あると便利なので、新たにタブレットが欲しい人は検討するとよいでしょう。
特にiPhoneやMacをすでに所有している人はiPadはオススメ。Apple製品同士の連携ができますし、10月に配布されるiPad OSでまたiPadの使い方が変わるでしょう。