【iOS15.4対応】2022年版Face IDとTouch IDの特徴と個人的感想
現在のiPhoneで議題の一つになるのは、Face IDとTouch IDに関しての是非でしょう。お互いにメリット・デメリットはあるので一概には言えませんが。
僕は現在Face ID式のiPhone 12 miniを使用していて、以前はTouch ID式のiPhone SE 第2世代を使っていました。なので両者の特徴はそれなりにわかっているつもりです。
また2022年春に配信されたiOS15.4によって、iPhone 12以降の機種ならばマスクを着用していてもFace IDによる画面ロックの解除が可能になりました。
それを踏まえて、2022年現在のFace IDとTouch IDのメリットについて書きたいと思います。
Face IDの特徴
・顔認証による画面ロック解除
・iOS15.4によってマスクを着用していてもFace IDが反応
・指が濡れていても問題ない
・非接触決済は面倒な時も
まずはマスクを着用していない自宅内などでの画面ロック解除は便利。顔認証は瞬時でロック解除できるし、指が濡れていても顔をiPhoneに向ければロック解除が可能です。
ただ顔をiPhoneの画面に向かなくてはいけないので、あまり角度がない状態では反応しないです。少し斜めの位置だったら反応はしますが。
またiOS15.4によってマスク着用時でもFace IDが起動するということについては、また後述します。個人的にはまだ使い慣れていない感じ。
そして非接触決済で会計をする時には、決済方法によっては側面のボタンをダブルクリックする必要があるので、それが面倒だと感じます。
SuicaやPayPayは特にストレスなく、スムーズに会計できますが、iD決済などは少し面倒ですね。
Touch IDの特徴
・ホームボタンに指を乗せる指紋認証式
・指が濡れていると反応しにくい
・手の届く場所ならTouch IDでロック解除できる
先ほども書きましたが、汗などで指が濡れている場合はTouch IDが反応しない時もあります。これがTouch IDの大きなデメリットと言えます。
ただ手の届く場所にあれば、画面に顔を向けずに指を乗せればロック解除ができるのは便利。机などにiPhoneを置いていて、すぐ使いたい場合には即時にロック解除ができます。
そしてマスクを外さずに画面ロックを解除できるといったメリットは、iOS15.4によって弱まりましたが、詳細は次の項目で書きます。
iOS15.4の影響
現在iPhone 12 miniを使っているので、iOS15.4の配布後はマスクを着用していてもFace IDで画面ロックを解除できるようになったのですが、僕の場合はうまく反応しない場合もあります。
解除する時に端末から「下を向くように」と指示がありますが、下を向いてもすぐ反応しない場合もあるので、精度はあまり高くはないのかなと。
どうやらマスク着用してのFace IDによるロック解除は個人差もあるようで、スムーズに行くときは簡単にロック解除できますが、この記事を書いている時点では精度はそこまでという感じ。
またiPhone 11やXRはこの仕様の対象外なのは最後に付け加えたいと思います。
今日のまとめ
Face IDとTouch IDは2022年でも一長一短なんですよね。Face IDが面倒になる時もありますし、かといってTouch IDだと指が濡れていたり、手袋をしていたりすると反応しないですし。
iOS15.4によってマスク着用時でもFace IDによる画面ロック解除が可能になったとはいえ、これもスムーズに解除できるかは人によるでしょうし。
結局はユーザー側がどういった考えを持っているかによるので、Face IDとTouch IDのどちらがオススメかは一概に言えませんよね。